先達はあらまほしきことなり

デジタルテクノロジーの活用と展望

EUD環境

(引用)

エンドユーザーが、業務の効率化を図るために、自らシステムの開発を行うこと。たとえば、データベースや表計算ソフトのマクロ機能を利用して、既存のアプリケーションをカスタマイズする。

http://kotobank.jp/word/EUD-687


システム化は自動化ツールを作ることにとどまらない。業務の標準化を進め、他業務との連携性を高める。広い範囲の業務のグランドデザインを描き、実体化すること。

エンドユーザーすなわち実務担当者が自身の業務をIT化を計画するだけでなく、自ら手を動かしてツール開発、システム開発をしている現場は生産性がどんどん向上する好循環を生み出す。

EUDは大企業よりもベンチャー企業でよく見られる。
ベンチャー企業は少人数で何でもこなさなければならない。
常に次の一手を考えるので忙しい。
すでに定型化している作業に時間を取られたくない。

定型化業務は次々にシステム化される。
長い目で見れば、システム化するためにプログラミングに時間をかけても、その時間コストは、作業の自動化による効率化ですぐに回収でき、あとはリターンが生み出され続ける。

ExcelAccessを使えば、取引データをコピペしたり、集計したりする事務作業はほぼ自動化できる。