先達はあらまほしきことなり

デジタルテクノロジーの活用と展望

失敗の種類でレベルが分かる

エラーは相棒

プログラムがノーミスで完成することはない。成功までに何度も失敗を経る。プログラミングにおいて失敗とはエラーを意味する。どんな上級レベルのプログラマーでもエラーに遭遇する。上級レベルのプログラマーは人一倍エラーに遭遇して苦労してきた人だと言ってよい。プログラマーにとってエラーとの縁は決して切れない。上級レベルになればなるほど、想定されるエラーを思い描きながらプログラミングできるようになる。

レベル指標としてのエラー

ただし、初級レベルのプログラマーと上級レベルのプログラマーが遭遇するエラーは違う。どんなエラーで困っているかで、そのプログラマーのレベルが大体分かる。

エラー対処力こそ

プログラミング入門者はエラーにウンザリし、習得を諦めているケースがある。プログラムの記述方法を学ぶことと同じくらい、エラーの対処方法を身につけることもプログラミングスキルの大事な部分なのだ。