先達はあらまほしきことなり

デジタルテクノロジーの活用と展望

有形無形の成果物を残す

2種類のアウトプット

アウトプットとは成果物を作る作業だ。成果物は目に見えるもの、見えないもの両方ある。

見える成果物を残す

まずはプログラミングの初級者は目に見える成果物に力点を置く方がよい。プログラミングして何か1つの動作でいいから動くコードを書くことだ。コード量も少なくてOKだ。そのコードで動くのであれば、1行でも十分だ。

写経はオススメできない

プログラミング習得には意味が理解できなくても書くことが大事で、はじめは写経せよという教えもあるが、あまり賛成できない。せっかく楽しいはずのプログラミングが苦行になってしまう。

少ない量で確実に理解する

それより、毎日に数行でいいので動くコードを書くことが重要だ。
1行1行を注意深く見る目も養える。

手を動かす

目に見えるコードという成果物を残すことで、コードの深い理解という無形の成果物も残していることに注目してほしい。手を動かし、有形成果物のコードを残す過程で、深い理解=知見という無形成果物を自身の中に残すことになる。手を動かさないで、コードを読むだけのインプット作業だけだと、書く力も本当に理解する力も身につかない。