先達はあらまほしきことなり

デジタルテクノロジーの活用と展望

プログラマーが関わる事業

プログラマーが関わる事業は3つに分けられる

  • SES
  • 受託開発
  • 自社製品開発

会社に所属しているプログラマーフリーランスプログラマーに関わらず、職業としてのプログラマーは3つの内のどれかのビジネスに従事している。

SES

システムエンジニアリングサービスの略語。SESの内容は、客先企業に常駐してアプリケーションを開発することだ。SESを展開している企業は数人のプログラマーをチームとして元請け会社に送り込んでいる。発注する側としていは、社外秘データを扱うアプリケーション開発はその会社の外でデータを扱うことはリスクになるのでSESを利用する。エンドユーザー用のアプリケーションを開発する場合、ユーザーとプログラマーが顔を合わせられる距離にいることが必要だ。このような事情からSESが存在する。業務アプリケーションの開発はSESが多い。

受託開発

社外の企業からの注文を受け自社内で開発を行い、納品するサービス。受託開発は業務アプリケーション開発の他に、IoT関連のハードウェア連携のアプリケーションを開発するケースで見られる。ハードウェアと連携する開発は、執務室ではなく、安全性が求められる作業場が必要で、客先企業にそのようなスペースはない。その他の点においても客先企業に常駐する必要がない。受託開発は営業部が仕事をもらってくる場合やクラウドソーシングなどのマッチングサービスを介して仕事を取得する場合などがある。

自社製品開発

自社で製品を企画し、開発する事業。開発したアプリケーションを販売するケースと、開発したアプリケーションをもとにサービスを提供するするケースがある。ゲームアプリケーションを売るケースが前者、SNSアプリケーション(Facebook,Twitterなど)でSNSサービスを提供するケースが後者の例。他に、ハードウェアというかたちで販売するケースや、ハードウェアを貸与してサービスを提供するケースもある。