先達はあらまほしきことなり

デジタルテクノロジーの活用と展望

守りのITと攻めのIT

「守りのIT」は定型業務へのIT活用、「攻めのIT」は非定型業務へのIT活用といえる。

「守りのIT」は紙や手作業をやめて業務を効率化し、無人化・省人化するITを指す。手作業から解放された人がより高度な仕事をするのをサポートするのが「攻めのIT」だ。「攻めのIT」は人の能力では認識できない状態や変化を見える化するITを指す。例えば、ビッグデータ解析やディープラーニングなどだ。処理するには多すぎるデータや、処理するには膨大な時間がかかる計算は、AIなどの技術で対応する。

「守りのIT」は自動化を目指し、「攻めのIT」は情報化を目指すテクノロジーだ。